日・シンガポール首脳会談、リー・クァンユー氏はアジアが生んだ偉人と

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画像提供:外務省
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日本の外務省は、日本に訪問中のシンガポールのリー・シェンロン首相と安倍晋三内閣総理大臣が日・シンガポール首脳会談を28日に実施した事を発表した。

今回の会談では「故リー・クァンユー元首相への桐花大綬章の贈与」「マレーシア・シンガポール高速鉄道計画」「TPP・経済協力」「南シナ海の領有権問題」などに関して話し合われた。

故リー・クァンユー元首相への桐花大綬章の贈与に関しては、安倍総理大臣はリー・クァンユー氏はアジアが生んだ偉人であるとの認識を示し、桐花大綬章を贈与出来るのは大変喜ばしい事であると述べた。シェンロン首相は、桐花大綬章が贈与されたことはシンガポール全体にとっても光栄な事であるとし、感謝の意が述べられた。

マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画に関しては、安倍総理は日本の新幹線が導入される事を強く期待している旨が述べられた。シェンロン首相からは、マレーシア政府と協議して高速鉄道計画を進めている事が説明され、透明性がある選定をしていきたい旨が述べられた。両者は、鉄道のみならず陸・海・空の運輸・インフラ部門において両国関係の関係を強化するための協議を今年中に開催することに合意した。

TPPに関しては、両者は早期発効に向け協力する事で合意した。また、日シンガポールEPAにより、両国間における経済面での協力が進んでいる現状を評価する事においても合意した。

南シナ海の領有権問題に関しては、両者は意見交換を行い、法の支配の重要性や国際社会の連携の重要性を確認した。

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