双日がシンガポールの中古航空機のリース・販売会社の株式取得

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画像:双日のHPより
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日本の総合商社である双日株式会社は、航空機ビジネスの強化を図ることなどを目的として、シンガポールで中古航空機販売事業を営むキーストーン・ホールディングス社(Keystone Holdings (Global) Pte. Ltd.)の株式50%を取得することを発表した。

航空機ビジネス市場では、経済成長が著しい新興国などにおける所得増加に伴い、旅行客が増加し格安航空(LCC)が普及していることにより、堅実に伸びており、今後の全世界での運航機数は20年間で倍増すると見られている。しかしながら、航空会社間での競争が激化していることに伴い、今後はコスト的に優位性がある中古航空機へのニーズが高まると見られている。

そのため、双日は航空機ビジネスの強化を図るために、シンガポールの防衛産業大手グループ傘下であり、航空機整備を手掛けるシンガポール・テクノロジーズ・エアロスペース社(Singapore Technologies Aerospace Ltd.)の傘下でリース付中古航空機販売事業を行う事業会社へ出資することを決定した。

双日は、今後も今回の出資を通じて世界の航空機需要を取り込み、リース事業・中古機販売事業のみならず他の事業への展開も進め、アジアの航空産業の発展に寄与していく方針であることを表明している。

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