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日本電気株式会社(NEC)は、アジアを中心とした海外企業の情報資産を守るために、サイバー攻撃対策の導入・運用を支援する「サイバーセキュリティ・ファクトリー」をシンガポールに開設し、グローバルなセキュリティ監視ネットワークを強化したことを27日に発表した。
NECでは、2014年にNECグループのセキュリティ専門企業のサイバーディフェンス研究所、インフォセックや国内セキュリティ専門会社であるFFRI、S&Jコンサルティング、トレンドマイクロなどと連携して、顧客の情報資産を守ることを目的として、サイバー攻撃対策の導入・運用を支援する「サイバーセキュリティ・ファクトリー」を、日本国内にて本格稼働させていた。この施設では、セキュリティ専門要員によるネットワークやWebサイトの24時間監視、マルウエアや情報漏洩の調査、セキュリティ要員を養成する演習などを提供している。
今回新設することとなったシンガポールのサイバーセキュリティ・ファクトリーでは、日本のサイバーセキュリティ・ファクトリーと協働し、サイバー攻撃の脅威情報を共有し、海外企業を中心とした顧客に24時間の安全を提供する予定である。