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防衛省の統合幕僚監部は、シンガポール陸軍司令官のネオ陸軍少将からの表敬を南雲統合幕僚副長が10月7日に受けたことを発表した。
表敬を受けた南雲統合幕僚副長は、シンガポール陸軍司令官による7年ぶりの訪日を歓迎するとともに、2023年11月から12月にかけて行われた日米豪共同指揮所訓練演習「ヤマサクラ」(YS-85)へのシンガポール陸軍のオブザーバー参加など、陸軍種間における防衛協力が着実に進展していることを歓迎した。その上で、南雲統合幕僚副長は、自衛隊が海外での活動を円滑に行う上で、シンガポール軍による多大な貢献を受けていることに対して、改めて感謝を伝えた。
統合幕僚監部は、今後もシンガポールとの二国間・多国間協力を通じ、AOIPの実現に向けた支援を継続するとともに、地域の平和と安定及び国際社会の協調に向け、連携を強化していく方針であることを表明している。