東京証券取引所・大阪取引所がシンガポールに支店を設立

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画像提供:日本取引所グループ
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株式会社東京証券取引所および株式会社大阪取引所を傘下にもち2013年に設立された株式会社日本取引所グループ(JPX)は、今年の5月1日から東京・大阪の両取引所がシンガポールに支店を設立することを4月20日に発表した。

この発表によると、シンガポールは世界有数の国際金融センターであり、経済成長の著しいASEANの中心地であるため、JPXがASEANの投資家・発行体等との結びつきを深めていくにあたり、極めて重要な拠点となると考えているため今回の支店の設立となった。JPXは、同支店を通じ今後も継続して日本市場の魅力についての情報発信等を展開していく。なお、今回のシンガポール支店設立に伴い、現地に既に存在している駐在員事務所は廃止する。

JPXは世界各地に日本市場の魅力などを伝えるための情報発信の場として、駐在員事務所を設立している。今回の支店設立はシンガポールにおける機能を強化するための施策の一環として実施されたとみられている。JPXが海外で設立した駐在員事務所は、ニューヨーク、ロンドン、北京、香港に存在している。

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