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イギリスの定期刊行誌「エコノミスト」の調査部門のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は毎年「世界で最も生活費の高い都市」を調査・発表しているが、2015年度の調査結果を3月3日に発表した。この調査結果によると、昨年に引き続き1位にはシンガポールが選ばれており、東京は昨年の6位から11位にランクダウンしており、大阪は昨年の14位から16位にランクダウンしている。
この調査は、各企業・団体から海外へ派遣される従業員などに公平な給与を与えるため、93カ国140都市を対象とし食品などの物および提供される各種サービスを含めて総合的にかかる費用を算出するための調査である。ニューヨークにおける金額を100と指数を設定し、他国はニューヨークと比較し指数を算出している。
今年の調査結果は、上位の1位から6位までは昨年と同様の順位であった。日本の東京と大阪のランクが下がった原因として、円安の影響を指摘している。
【世界で最も生活費の高い都市のトップ10】
1位:シンガポール:シンガポール:129
2位:フランス:パリ:126
3位:ノルウェー:オスロ:124
4位:スイス:チューリヒ:121
5位:オーストラリア:シドニー:120
6位:オーストラリア:メルボルン:118
7位:スイス:ジュネーヴ:116
8位:デンマーク:コペンハーゲン:115
9位:香港:香港:113
9位:韓国:ソウル:113
※ 順位:国名:都市名:指数