東京都はコロナ禍でも企業の中国・深センやシンガポール等への進出支援

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東京都は、都内スタートアップの中国の深センやシンガポールなどへの進出を支援するため、『X-HUB TOKYO アウトバウンドプログラム』の募集を開始した。

東京都では、都内スタートアップのグローバル展開を支援するための「X-HUB TOKYO」プログラムを実施している。このプログラムでは、海外アクセラレーターによるオンラインメンタリングや大企業・VCなどとのピッチ会などの機会を提供し、都内スタートアップのグローバルな成長をサポートしている。今回は、アウトバウンドプログラムの募集が開始された。

「深センコース」では、カーボンニュートラル、医療・バイオ・ヘルスケア、モビリティ、産業用IoTなどの分野を中心に、深センをゲートウェイとした中国市場への参入、現地サプライチェーンを活用したアイデア・技術の具現化、資金調達などをサポートする。

「シンガポールコース」では、アジアのハブであるシンガポールから東南アジア諸国への展開を目指す。

「欧州カンファレンスコース」では、フランスのオープン・イノベーションの祭典であるVIVATECHNOLOGYや、欧州最大のテックイベントであるWeb Summitを活用して欧州展開を目指す。JETROのネットワークによる、欧州企業などとのマッチメイキングにより、欧州でのビジネスパートナー獲得に向けてサポートする。

「ドイツコース」では、スマートシティー・エネルギー・モビリティ・IoTなど、ドイツが世界をリードする分野で、オープンイノベーションに取り組むドイツ企業と、ドイツへの展開を狙うスタートアップのオンラインマッチメイキングを行う。

「ニューヨークコース」では、スタートアップ・エコシステムのランキングにおいて世界第2位を誇るNew Yorkのエコシステムでは、資金調達が拡大している現状であり、世界最大規模のリソースを活用することで、東海岸北米展開を目指す。

「シリコンバレーコース」では、シリコンバレーのメンターによる、ビジネスモデルの検証や現地ユーザーインサイトの獲得、ピッチのブラッシュアップを通じて、現地投資家からの資金調達やビジネスパートナー獲得を目指す。

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