シンガポールと9月から人の往来再開へ、日シンガポール外相会談

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画像提供:外務省
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茂木外務大臣はシンガポールに訪問し、ビビアン・バラクリシュナン外務大臣と日シンガポール外相会談と昼食会を13日に実施した。

会談で両大臣は、両国間で入国後14日間についても行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる「ビジネストラック」と駐在員などを念頭に置いた、入国後14日間の自宅など待機がある「レジデンストラック」について、9月の開始を目指すことで外相間で合意した。また両外相は、ASEAN感染症対策センターの早期設立のほか、危機に強い経済を構築するためにサプライチェーン機能を強靱化し、デジタル協力を推進することで一致した。また、茂木大臣から福島県産食品の輸入規制の更なる撤廃に向けた働きかけを行い、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め、支持を得た。

また、茂木外相は、リー・シェンロン首相への表敬も実施した。表敬した茂木外相は、同日の外相会談において協議された両国の人の往来の再開の検討状況について述べ、地域情勢に関しては、南シナ海問題・北朝鮮情勢などについて率直な意見交換を行い、今後も緊密に連携していくことで一致した。

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