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茂木敏充外務大臣はシンガポール共和国のビビアン・バラクリシュナン外務大臣と日・シンガポール外相電話会談を行い、新型コロナウイルス感染症対策で両国間やASEANの枠組を通じて緊密に連携していくことで合意した。
電話会談で両者は、新型コロナウイルスが世界的に拡大している現状を踏まえて、それぞれの国の状況や感染拡大防止対策について意見交換を行い、治療薬やワクチンの開発における官民の取組強化・国際協力、教訓・知見の国際社会での共有、水際対策における関係国間での連携、必要最低限の輸送手段の確保に向けた協議などに関しての認識を共有した。両者は、感染拡大防止のために両国間やASEANの枠組を通じて緊密に連携していくことも合意した。
また、茂木外務大臣からは、世界知的所有権機関(WIPO)事務局長選挙でのシンガポールのタン知的財産権庁長官の当選に祝意を伝え、この機関における両国の連携を確認した。