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日本の総務省とシンガポール情報通信メディア開発庁は、日本とシンガポールとの間のICT分野における協力関係を強化し幅広い政策課題について意見交換を行うため「第7回 日・シンガポールICT政策対話」を6月28日にシンガポールで開催した。
日本政府とシンガポール政府は、ICT分野における両国の間の協力関係を強化することなどを目的として、「日・シンガポールICT政策対話」の会合の枠組みを立ち上げ、第1回目となる会合を2012年6月20日に開催していた。その後も定期的に会合を開催しており、今回は第7回目となる対話が開催されることとなった。
第7回目となる対話には、日本側からは総務省の国際戦略局次長など、シンガポール側からは情報通信メディア開発庁のレオン・ケン・タイ副長官などが出席した。会合では、AIやIoT等の新たな技術、国際的な協調が不可欠なサイバーセキュリティ対策に関する両国の政策動向、ネットワークレジリエンスやICT教育について意見交換を実施した。また、一昨年11月に署名した国際ローミング料金の低廉化に関する覚書に基づく取組の進捗状況を互いに報告した。