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総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営・展開するドンキホーテホールディングスは、東南アジア1号店としてシンガポールのオーチャード地区に店舗をオープンさせる予定である事を発表した。
ドン・キホーテグループでは、日本に来日する外国人観光客の受入体制を整備しており、日本国内店舗の全店で免税免許の取得や多言語への対応を行っている。また、アジア地域におけるドン・キホーテの認知度向上や誘致活動も実施し、多彩なインバウンドサービスを提供している。これらの活動の結果、2016年における日本国内店舗における外国人客の増加数は、前年と比較して6割も増加していた。この外国人客の増加を受けて、シンガポールへ進出する事を決定した。
ドン・キホーテの店舗をオープンさせる場所は、高級ブランド店などが多いシンガポールの繁華街「オーチャード地区」となる。シンガポールにおける店舗開発は、現地法人をM&Aする手法ではなく、今までにドン・キホーテグループが国内外で獲得したノウハウを集結させて使用する手法により行われる。
ドン・キホーテグループは、シンガポールにおいてもオンリーワン業態を創造していき、ドン・キホーテグループの成長戦略を実現する新たな開発拠点として東南アジア地域における事業展開を推進していく方針である事を表明している。