私とトランプ氏は卑猥な事を言う点で似ている、ドゥテルテ大統領

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、アメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した事に祝福の意を示したが、以前の演説において「私達は機会あるごとに卑猥な事を言う傾向がある。私達は似ているのかもしれない。」との発言を行っていた。

米大統領選でトランプ氏が勝利した事をうけて、訪問先のマレーシアにおいて現地に在住するフィリピン人向けに行った演説の際に「私は大統領に就任してから、たった4か月でアメリカとたくさんの口論をしてきた。もう今後はアメリカ政府とは争う気はない。なぜならトランプ氏が大統領になるからである。ただし、アメリカとフィリピンの関係が改善されるかは分からない。それはアメリカの態度次第で変わるものであるからだ。」と述べた。

ドゥテルテ大統領はダバオ市長時代に、オーストラリア人女性がレイプ殺人の被害者となった際に卑猥な冗談をいいオーストラリア大使からの正式な抗議を受けていた。大統領に就任後も女性に対して卑猥な言動を繰り返しており、これらの態度を改める気はなく、大統領の支持者もこの態度を容認している状況である。トランプ氏が当選する前に、トランプ氏に対するコメントを求められた際には「トランプ氏は機会あるごとに女性に対して卑猥な事を言う傾向がある。私も同様である。私達は似ているのかもしれない。男性であればそういう冗談を言うのも仕方の無い事だ。悪意があって言っているわけではない。」との見解を示していた。

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