フィリピン広報業務担当大臣と高市総務大臣が会談

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画像提供:総務省(世界の地上デジタルテレビ放送方式)
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日本の総務省は、公式実務訪問賓客として日本に訪問中のフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領に同行しているアンダナール広報業務担当大臣と高市早苗総務大臣が26日に会談を実施した事を発表した。

フィリピンでは、アジア地域で初となる日本方式(ISDB-T)によるデジタルテレビ放送を行っている。この決定には、フィリピンの民間と国営放送の両者に対して、日本が官民協力のうえでフィリピンの国内制度整備や関連インフラ整備を実施していたためである。

両大臣は今回の会談で、フィリピン国営放送の今後のデジタル放送への移行促進に関する協力や、地上デジタル放送の活用に向けた協力等に関する話し合いが行われた。また、両国政府はICT分野における協力を更に推進していく事で合意した。この合意に伴い、日本の総務省とフィリピン広報部との間において、ICT分野における協力に係る覚書が締結された。

締結された覚書では、フィリピン国営放送における今後のデジタル放送の移行促進、日本方式の特徴の1つである緊急警報放送システムの普及、地上デジタル放送を活用した道路交通情報配信システムの開発等に関する協力を一層推進する事がうたわれている。

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