日本はフィリピンの小学校整備を支援

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画像提供:在フィリピン日本国大使館
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在フィリピン日本国大使館は、日本政府がフィリピン政府に対して実施していた、草の根・人間の安全保障無償資金協力「西ミンドロ州カリンタアン町カリンタアン中央小学校における教室整備計画」が完了したことに伴い、7月27日に実施された引渡式に大使館関係者が出席したことを発表した。

フィリピンの西ミンドロ州カリンタアン町にあるカリンタアン中央小学校は、2009年に発生した台風の被害により教室が破壊されたため、仮設教室を設置することにより不足していた教室を補っていた。しかし、この仮設教室は簡易的な教室であったため老朽化が進み、倒壊する恐れが強くなっていた。そのため、日本政府は無償資金協力として、2013年に教室整備のために必要な95,414米ドル(約1,150万円)の支援を実施していた。

今回の支援事業では、1校舎6教室を新築した。新築された各教室では、トイレ・黒板・教卓・椅子・生徒用机付き椅子などが整備された。今回の支援事業により、カリンタアン中央小学校に通う約600名の児童達に安全で適切な学習環境が提供される事となった。

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