アジア開発銀行はJICA出資の信託基金を活用しフィリピン水道事業者に出資

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国際協力機構(JICA)は、アジア開発銀行(ADB)はJICAが出資する信託基金を活用して、フィリピンのマニラ首都圏の水道事業者との間で、総額1億4,500万米ドルの出資契約に調印したことを発表した。

JICAの見解によると、フィリピンでは降雨パターンの変化、経済発展、急速な都市化、人口増加が相まって、断続的な給水や清潔な水へのアクセス不足が生じており、特にマニラ首都圏の低所得・高密度地域で顕著な状況であるとしている。

そのため、アジア開発銀行(ADB)は、JICAが出資する『アジアインフラパートナーシップ信託基金2 (LEAP 2)』を活用して、フィリピンのマニラ首都圏の水道事業者Maynilad Water Services, Inc.社との間で、総額1億4,500万米ドルの出資契約に調印した。

この事業は、Maynilad Water Services, Inc.社が、水処理能力の増強、漏水量の削減、送水ネットワークの改良により、給水範囲の拡大を図り、また新しい下水道管の敷設、揚水ポンプ場やインターセプターシステムの建設、施設の改良を行うことで、下水道および衛生サービスの提供範囲の拡大を図ることを支援するものとなる。

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