フィリピンと日本は軍事アクセス協定発効後に初の人道支援・災害救援共同訓練

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画像提供:フィリピン政府(協定署名の際の様子)
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フィリピン政府と日本の航空自衛隊は、両国が署名した軍事アクセス協定(RAA)が発効してから、初めてとなる日比人道支援・災害救援共同訓練(ドウシン・バヤニハン5-25)を実施したことを発表した。

訓練場所は、『フィリピン共和国セブ州マクタン空軍基地及び同周辺空域』『フィリピン共和国レイテ島タクロバン空軍基地及び同周辺空域並びにタクロバン降投下場』となる。参加する部隊は、航空自衛隊の航空支援集団の人員約30名及び輸送機(K/C-130H)×1機、フィリピン空軍のC-130H×1機、UH-1×1機となる。訓練内容は、『物料投下訓練』『共同搭載しゃ下訓練』『暗視眼鏡を用いた離着陸訓練』『大量傷病者救護訓練』『航空医療搬送に係る専門家交流』となる。

なお、訓練期間中、セブ州沖地震に関し、レイテ島タクロバン空軍基地からセブ州マクタン空軍基地(マクタン・セブ国際空港)までフィリピン側が用意した支援物資の輸送を実施する予定である。

フィリピン政府は、RAAは防衛協力強化の促進、相互運用性の確保、地域の回復力・安全保障・安定に対する両国の共通の取り組み推進において極めて重要な役割を有しているとの見解を示している。

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