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柘植芳文外務副大臣は、フィリピン共和国を8月19日から21日の日程で訪問し、マナロ外務大臣への表敬、今秋に渡日予定のフィリピン人国費留学生の壮行会への出席、日系企業関係者との意見交換などした。
マナロ外務大臣への表敬では、柘植副大臣からは、先月の第2回外務・防衛閣僚会合(「2+2」)などを通じ、幅広い分野で両国の具体的な協力が進展していることを喜ばしく思う旨を述べた。マナロ大臣からは、幅広い分野での両国の協力の進展を歓迎するとともに、ミンダナオ和平に向けた日本の長年にわたる支援に対する謝意を示した。
今秋に渡日予定のフィリピン人国費留学生の壮行会への出席では、柘植副大臣からは、自分の国にいながらにして世界中の様々な情報が手に入る時代に、日本の今を自らの肌で感じ、理解しようと行動する皆に、心からのエールを送る旨を述べた。
日系企業関係者との意見交換では、柘植副大臣は、各企業の事業の状況や事業において抱える課題等について聴取するとともに、フィリピンにおけるビジネス環境の更なる改善のために必要な取組などについて意見交換を行い、長年フィリピンで現地に溶け込みつつ両国の経済関係の着実な進展を支える存在となっている出席者を激励した。