海保はフィリピンに日本供与の大型巡視船などを用いた能力向上支援

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、フィリピン沿岸警備隊(PCG)に対して、日本が供与した97m型の大型巡視船などを用いた能力向上支援を実施したことを発表した。

この支援は、JICAの枠組みの下、外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門「海上保安庁 Mobile Cooperation Team(MCT)」3名をフィリピンに派遣する形で、11月19日から12月2日にかけて実施された。なお、MCTによるフィリピン沿岸警備隊への能力向上支援は今年度6回目となる。

今回の派遣では、フィリピン沿岸警備隊(PCG)に対して、日本が供与した97m型の大型巡視船や44m型の中型巡視船を用いた「えい航訓練」をマニラ沖にて実施し、作業に関する講義や指導を行うとともに、「搭載艇揚降・操船訓練」、「応急操舵訓練」、「消火訓練」、「制圧訓練」及びBRMなどの「安全運航に関する講義」を実施した。

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