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フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は、大統領に対して、フィリピン共産党・新人民軍・国家民主戦線(CPP-NPA-NDF)に恩赦を与えないよう求めた。
フィリピン政府は、フィリピン共産党・新人民軍・国家民主戦線(CPP-NPA-NDF)との間で、11月23日に「武力紛争の原則的かつ平和的解決」に合意していた。
サラ・ドゥテルテ副大統領は、共産主義による武力紛争を終結させるための国家タスクフォース(NTF-ELCAC)が、設立5周年を迎えるにあたり声明を発表した。
声明では、「私は国の平和を維持するための取り組みを支持します。テロリストとの闘いは、テロリストの狂気のために、人生を永遠に狂わされた無数のフィリピン人の家族にとって深い個人的なものであるように、私にとっても深い個人的なものです。しかし、恩赦を与えることは平和への道ではありません。NTF-ELCACに恩赦を与えることは、平和への道ではありません。私たちがすべきことは、NTF-ELCACで始めたことを継続し、彼らを強化することです」との旨を述べた。
その後に、「フィリピン共和国政府とフィリピン共産党・新人民軍・国家民主戦線との共同声明は、悪魔との合意です。歴史は、彼らが平和について語ることは真剣でもなく、誠実でもないことを証明するでしょう。彼らは、政府を裏切り、国民を騙すためにこの和平交渉を利用するでしょう」と警告した。