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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、フィリピンにおける包括的かつ持続可能な都市づくりに貢献するため、「メトロダバオ圏包括的・持続的都市開発マスタープラン策定プロジェクト」に関する討議議事録に署名したことを発表した。
JICAの見解によると、フィリピン第三の大都市圏であるメトロダバオ圏は、2045 年までに人口が580万人に増加し、急速に都市化することが予想されている。フィリピン政府は、拡大を続けるメトロダバオ圏の土地需要の増加と都市問題の悪化を念頭に、今後の望ましい開発を見据え、長期的な地域開発計画の策定と同計画に基づくインフラ整備が必要としていた。
そのため、JICAは、「メトロダバオ圏包括的・持続的都市開発マスタープラン策定プロジェクト」の支援を実施することを決定した。この支援において予定している具体的事業は、『包括的かつ持続可能な都市開発マスタープランの策定』『短期、中期、および長期の投資プログラム/プロジェクトの策定』『優先プロジェクトリストの作成』『マスタープラン実施機関であるメトロダバオ開発庁の運営にかかる人材育成計画の作成』『カウンターパート及び自治体への技術および知識の移転』となる。