日立がフィリピンで下水処理場の高度処理化・再生水プロジェクト受注

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画像提供:日立製作所(既存のアラバン下水処理場外観)
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株式会社日立製作所は、フィリピンにおける事業拠点である日立アジア(フィリピン)とともに、フィリピンの大手不動産会社FDC傘下で水インフラ設備を整備・供給するFDC-WUIより、下水処理場の高度処理化および再生水プロジェクトを受注したことを発表した。

日立によると、急速な都市化や人口増加が進むフィリピンのマニラ首都圏では、水需要が増加する一方、下水道普及率が低いことが課題となっており、従来の標準活性汚泥法では十分に取り除くことができない窒素やリンを除去する高度処理方式の導入需要が高まっているとしている。こうした中、マニラ首都圏モンテンルパ市のアラバン街区では、FDC-WUIにおいて下水処理場の高度処理化と処理能力増強に加え、再生水を製造する設備の整備を計画していた。

日立グループでは、フィリピンをはじめとするアジア各国における水処理事業拡大に向けて、2019年に日立の子会社とFDCにて合弁会社を設立するなど、基盤強化を図ってきた。そして、今回、日立グループのこうした取り組みや高い技術力およびグローバルでの豊富な実績などが評価され、本プロジェクトの受注に至った。

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