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フィリピン政府は、コロナウイルス感染症対応を強化するため、日本政府から200億円の追加融資を受け取ったことを発表した。
政府の発表によると、今回の追加融資は、日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)を通じた、「災害復旧スタンド・バイ借款(フェーズ2)」のもとで行われるものとなる。フィリピン政府の見解によると、今回の融資は、フィリピンにおける新型コロナウイルス対策の政府資金をさらに強化することを目的としている。なお、この融資は、菅義偉首相がロドリゴドゥテルテ大統領と5月19日に実施した首脳会談の電話会議中に、スタンド・バイ借款の別のトランシェを承認してから、1か月も経たないうちに行われたものであるとしている。
日本政府は、フィリピン政府との連帯を強化するため、医療機器の調達と検査施設の設置のための20億円の無償資金協力と、フィリピンにおけるコールドチェーン開発のための10億円相当の無償資金協力も行うことも表明している。