ドゥテルテ大統領の来年の副大統領選の出馬は検討、女性には大統領は不向きと

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、2022年に予定している副大統領選への出馬は、今年10月までに決定する方針であることを発表した。

フィリピン大統領府の報道官は、2022年に実施される予定である選挙では、すべての候補者は、2021年10月までに正式に立候補しなければならないと述べた。現職のドゥテルテ大統領が、副大統領選に出馬した際に、大統領に誰を選ぶかということに関しては、ドゥテルテ大統領が副大統領に立候補すること自体を明確に決めていないため、ドゥテルテ大統領の決定を待つべきでしょうとの見解を示している。

報道官は、自身の推測として、大統領に批判的な者が声高に叫んでいても大統領の信頼度と満足度が9割から下がっていないため、ドゥテルテ大統領が副大統領選に就任する可能性が高いという見解には同意した。

また、報道官は、クリストファー・ボン・ゴー上院議員が、ドゥテルテ氏が副大統領候補になる場合にのみ大統領に立候補することを検討するという声明を出していることに関しては、ドゥテルテ大統領はゴー上院議員に対して大統領選に出馬するように働きかけていたため、この組み合わせもあり得ることだとの旨の見解を示している。

現地メディアが実施している、次期大統領候補のアンケートでは、ドゥテルテ大統領の長女であるサラ・ドゥテルテ氏が有力候補としてあがっている。しかしながら、ドゥテルテ大統領は、娘には大統領選に出馬して欲しくないとの見解を示しており、理由の一つに、悲しいことではあるが、大統領職は女性には不向きな仕事だとも述べていた。

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