日本支援のフィリピン首都圏の鉄道延伸事業が開始

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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在フィリピン日本大使館は、日本政府が円借款により支援するLRT-1号線の線延伸事業が開始されることにともない、起工式が開催されたことを発表した。

LRT-1号線は東南アジア初の都市鉄道として1984年に開業しており、マニラ市内の主要な公共交通機関としての役割を果たしていた。日本政府は開業後の需要増大に対応して行われた2度の機能拡張事業への支援を実施しており、新たに実施される1号線の南延伸の事業も支援することとなった。

新たに実施される事業は、現在の南端であるバクララン駅からカビテ州ニヨグまで約12km延伸するものである。このうちの車両調達・車両基地の整備に関しては円借款「マニラ首都圏大量旅客輸送システム拡張計画」の一環として実施される。

起工式はマニラ首都圏パラニャーケ市で開催され、フィリピン側からはツガデ運輸大臣、日本側からは日本大使館の公使やJICAフィリピン事務所長などが出席した。この事業が実施されることにより、首都圏と郊外の間における移動の利便性が向上し、急速な人口増大や経済成長が進展しているマニラ首都圏の持続可能な発展へ寄与することが期待される。

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