ドゥテルテ大統領はトルコとモンゴルのASEAN加盟を賛成、スー・チー氏は懸念

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピン政府は、トルコとモンゴルの両国はASEAN加盟に関心を頂いており、ドゥテルテ大統領はこの加盟に賛成している事を発表した。

ドゥテルテ大統領は、中国で開催された一帯一路構想に関連する国際会議に出席した際にトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領とモンゴルのジャルガルトラギン・エルデネバト首相とも会談していた。これらの会談の後に実施した記者会見では、両首脳との会談の際にASEANに加盟したいとの意向を伝えられ、自身はこの意向を歓迎するとともにサポートしていく事を約束した事を記者団に明らかにしている。

このドゥテルテ大統領の意向に対して、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問からは、トルコとモンゴルの地理を考慮したうえでASEANへの加盟を承諾したのかと問われ、ドゥテルテ大統領は両国はこの地域の一部だと主張している。

東南アジア諸国連合(ASEAN)への加盟を目指している国は多く、パプアニューギニアと東ティモールも加盟への意欲を見せている。パプアニューギニアに関しては、地理的に東南アジア地域ではないとしてASEAN加盟国からは加盟に否定にする声が多数を占めている。東ティモールに関しては、ASEAN加盟国からは概ね賛成の声が挙がっているが、東ティモールはインドネシアから独立したという経緯もあるため、ASEAN加盟が実現出来ていない状況である。

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