JBICが両備HDのミャンマーのコールドチェーン網構築を支援

スポンサーリンク




このページの所要時間: 116

日本政府が出資している政策金融機関のひとつである株式会社国際協力銀行(JBIC)は、ミャンマーで最新鋭の冷凍・冷蔵倉庫を運営する両備ホールディングス株式会社を支援するため、ミャンマーで事業を運営するにあたり必要となる資金を融資する事を発表した。

ミャンマーでは堅実な経済成長続いているが、物流インフラの整備が遅れており、特に冷凍・冷蔵のコールドチェーン網が構築されていなかった。日本で交通・運輸・旅客事業等を展開する両備HDは、ミャンマーの発展に貢献するために、ミャンマーでコールドチェーン網を構築する事を決定した。JBICは、この両備HDの計画を高く評価したため、「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として融資を実施する事を決定した。この融資は三井住友銀行との協調融資により行われ、JBIC分の融資は14百万米ドルとなる。

両備HDでは、ミャンマー現地法人「Ryobi Myanmar Distribution Service Company Limited」を昨年の5月に設立している。この現地法人を通じて、先行投資としてミャンマー現地に冷凍・冷蔵倉庫を建設していた。この建設が完了した事に伴い2月に起工式を挙げており、冷蔵・冷凍・定温・常温等の管理を行う物流倉庫の運営事業を行う事が可能となっていた。今後はこの倉庫を利用する事で食品等の鮮度を保つ事が可能となるため、ミャンマーの産業界の発展に貢献するとともに、多温度帯倉庫の市場シェア拡大を図っていく。

スポンサーリンク


関連カテゴリ ミャンマー
関連タグ , ,

ミャンマー関連ニュース

ミャンマー関連登録情報