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中部電力グループであり電気設備工事などを手掛ける総合設備企業であるトーエネックは、ミャンマーで変電所および送電線の新設工事を受注したことを15日に発表した。
今回の受注は、ミャンマー電力省傘下のミャンマー・エレクトリック・パワー・エンタープライズより、円借款事業(ODA)として元請受注することとなった。具体的な工事内容は、ミャンマーのヤンゴン市中心部から南東約20キロに位置する「ティラワ経済特別区」 の隣接地にティラワ変電所を新設する。また、ティラワ経済特別区の北8キロにある既設のタンリン変電所に230kV送電線引き出口設備などを増設し、ティラワ変電所とタンリン変電所間に230kV架空送電線を新設する。今回のトーエネックの工事などが完成した際には、ティラワ経済特別区に合計で約240MWの電力が供給される見込みとなる。
トーエネックは、今後も今回のインフラ整備を通じてミャンマーの発展に寄与していく方針であることを表明している。