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茂木敏充外務大臣とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外務大臣は電話会談を実施し、両国間の人の往来の適切な時期の再開に向けて連携していくことで一致した。
電話会談で茂木大臣からは、日本はミャンマーに寄り添って民主的国造りを引き続き官民挙げて最大限支援していき、ミャンマーから要望があったアビガン錠の提供や医療機材の供与を含めた新型コロナウイルス感染症に関する日本からミャンマーに対する支援について説明し、ラカイン州の情勢については状況改善のためミャンマー自身の取組を最大限後押ししていくとともに独立調査団勧告に基づく法的措置の進展及び国際司法裁判所の暫定措置命令の着実な履行を働きかけた。
アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相からは、日本からの民主的国造りの支援とアビガン錠の提供などについて謝意が示された。ラカイン州情勢については、日本の理解に感謝し、これらの課題にしっかりと取り組んでいくとの反応があった。
両大臣は、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を注視しつつ、両国間の人の往来の適切な時期の再開に向けて連携していくことで一致した。