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日本の防衛省・自衛隊は、ミャンマーとスリランカに対して、能力構築支援事業を実施した事を発表した。
スリランカにたいしては、6月13日から14日にかけて、スリランカ海軍の医療関係者7人に対して、陸上自衛隊衛生学校・自衛隊中央病院で実施した。具体的に実施した支援内容は、陸上自衛隊衛生学校と自衛隊中央病院において視察等を実施し、自衛隊における医療関係者の育成や自衛隊中央病院の概要についてブリーフィングを実施し、教育現場と医療現場の視察と関係者との意見交換を実施した。
ミャンマーにたいしは、6月25日から29日にかけて、ミャンマー空軍の気象担当将校7人に対して、日本の航空自衛隊入間気象隊・空自衛隊府中基地中枢気象隊・航空自衛隊熊谷基地第4術科学校で実施した。実施した具体的な支援内容は、ミャンマー空軍が航空自衛隊をモデルとした気象部隊を設立することを計画していることから、航空気象に関する国内研修を実施した。今回は「気象支援業務」、「悪天候時の気象支援要領」等の講義と各種実習を行い、ミャンマー空軍との協力関係を更に深めた。