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日本の政策金融機関の一つである株式会社国際協力銀行(JBIC)は、クリーンエネルギー分野におけるペトロナスと日本企業の協業を促進するため、パートナーシップ強化のための覚書を更新したことを発表した。
ペトロナスは、マレーシアを本拠とする国営のグローバルエネルギー企業であり、100カ国以上で事業を展開している。ペトロナスでは、2050年までのカーボンニュートラルの達成に向け、低炭素・脱炭素燃料事業の強化を表明していた。
日本のJBICでは、カーボンニュートラルと経済発展の統合的実現への貢献を重点目標に掲げ、世界のグリーントランスフォーメーション(GX)に向けた取り組みや、各国のカーボンニュートラルへの多様な道筋を踏まえたエネルギートランジションに向けた取り組みを支援していた。
そのため、JBICでは、ペトロナスとの間の覚書を更新した。この覚書は、水素・アンモニアのバリューチェーン事業、再生可能エネルギー、CCSバリューチェーン事業 、国内外の送電網整備などの分野においてJBICとペトロナスの協力関係を強化し、マレーシア国内外でのペトロナスと日本企業との協業を促進することを目的とするものとなる。