海保は海賊対策でASEAN海域に航空機を派遣、ジブチ・マレーシアに寄航

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、シーレーンの安全確保に向けて、海賊対策の
め海上保安庁航空機を東南アジア周辺海域などに派遣し、ジブチ共和国及びマレーシアに寄航したことを発表した。

今回の派遣では、『公海上でのしょう戒』『表敬訪問』『ジブチ沿岸警備隊と連携した海賊護送訓練』『UNODCと連携したMDA研修』『UNODCと連携したMDA研修フライト』の取り組みなどを実施した。

『公海上でのしょう戒』では、東南アジア周辺海域の公海上において、航空機「うみわし」による海賊行為の監視警戒を実施した。

『表敬訪問』では、海上保安監を団長として、現地海上保安機関を表敬訪問し、海賊対策にかかる連携・協力などについて意見交換を実施した。具体的には、2月23日にジブチ沿岸警備隊(DCG)のワイス長官と会談、2月27日にマレーシア海上法執行庁(MMEA)のサイフル次長と会談を実施した。

『ジブチ沿岸警備隊と連携した海賊護送訓練』では、2月24日、ソマリア沖・アデン湾で逮捕した海賊の身柄を円滑に護送するため、ジブチ沿岸警備隊と連携して、ジブチ共和国を経由して、日本に護送する必要が生じた場合を想定とした海賊護送訓練を実施した。

『UNODCと連携したMDA研修』では、2月24日から26日の間、マレーシアで UNODCが主催するMDA研修に海上保安庁職員を派遣し、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイの海上保安機関職員に対し、海洋監視等のノウハウについて講義を行いMDAに関する能力向上支援を実施した。

『UNODCと連携したMDA研修フライト』では、2月26日、MDA研修の一環として、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイの海上保安機関職員を当庁航空機に同乗させた上、海上保安庁が実施する監視取締りについての研修フライトを実施した。

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