マレーシアは活動制限令を4週間延長、感染者数は約6千名

マレーシア政府は、一部の活動制限令の期限を4週間延長して6月9日まで延長するとともに、感染者数は6726名となったことを発表した。

5月12日の時点における、マレーシアでの感染者数は6726名、退院者数は全感染者数の76％となる5113名、死亡者数は全感染者数の1.62％となる109名となる。現時点の入院者数は1504名、そのうち20名がICU、7名が呼吸補助を必要とする状態となっている。

マレーシア政府では、5月4日から一部の経済活動の再開を認めていたが、感染拡大を抑えるために、国民の海外渡航や州をまたいだ移動の禁止は継続していた。政府は、まだ危機を脱したわけではないとして、以前の日常生活を完全に戻すことは時期早々として、しばらくの間は国民に個人レベルでの対策も継続するように要請するとともに、活動制限令の一部を4週間延長することを発表した。