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武藤経済産業大臣は、ラオス人民民主共和国のビエンチャンを10月10日から12日にかけて訪問し、第2回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合などに参加した。
アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)第2回首脳会合では、武藤大臣からは、8月に開催した第2回AZEC閣僚会合の成果として、電力・運輸・産業のセクター別の協力イニシアティブに合意し、脱炭素化に向けて協調して取り組むべき事項をまとめたこと、脱炭素に向けたロードマップの策定や政策提言など、AZECの知的エンジンの役割を担うアジア・ゼロエミッションセンターが始動したことなどを報告した。各国首脳からは、AZECの取組における日本のリーダーシップと、脱炭素化、経済成長、エネルギー安全保障を同時達成しつつ、各国の事情に応じた多様な道筋の下でネット・ゼロを目指すAZEC原則に対する強い支持が表明された。
なお、武藤経済産業大臣は、カンボジア ラタナック鉱業エネルギー大臣と会談も実施した。会談では、工場のグリーン化やバイオマスなどに関連するカンボジアとの協力について確認し、今後も連携していくことで一致し、AZECを核として、アジア地域の脱炭素化と両国のエネルギー協力の更なる推進に取り組んで行くことを確認した。