ラオスの昨年の邦人援護数は19件、中露のワクチンも到着

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ラオスで、第22回海外邦人安全対策連絡協議会が2月9日にオンライン形式で開催された。

今回開催された海外邦人安全対策連絡協議会には、日本人会、ラオス日本人商工会議所、ビエンチャン日本語補習授業校、空港関係者、NGO、医療関係者、JICA、JETRO、国際交流基金アジアセンターの関係者が参加した。この協議会では、ラオスにおける2020年の状況が説明された。

2020年に邦人が巻き込まれた事案は、交通事故2件、睡眠薬強盗1件、強盗1件、置き引き1件、ひったくり1件、空き巣1件、公的手続等に関する相談3件、疾病(死亡を含む)6件、困窮2件、行方不明1件となった。

ラオス国内の交通事故などは、新型コロナウイルスの影響により外出する機会が減少したことにより、2020年の交通事故による死亡者数は前年より減少しているが、ラオス国内の死亡者数は人口が近い千葉県の約8倍、首都ビエンチャンの死亡者数は人口が近い千葉市の約19倍であり、交通事故には引き続き注意が必要であるとされている。主な事故原因は、飲酒、スピード超過、急な車線変更、無理な追い越し、割り込みなどである。

新型コロナウイルス関係に関しては、現行までの感染拡大防止対策を3月31日まで継続するとの通知が発出されている。ラオスにおけるワクチンの状況は、シノファーム(中国)は、2000回分(1000人分)+30万回分(15万人分)が到着済み、スプートニクV(露)は1000回分(500人分)が到着済みとなっている。なお、ラオスでのワクチン接種計画案は策定中であり、在留外国人の接種については未定である。

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