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三菱自動車はラオス政府へ電気自動車(i-MiEV)を2台寄贈したことを9月17日に発表した。三菱自動車の発表によると、9月16日に首都のビエンチャンで同国政府関係者などが出席し納車式が開催された。この納入された2台を元に、ラオスにおける電気自動車の普及に向けた取り組みに三菱自動車は協力していく予定である。
先日の記事(世界銀行からの支援を・・・)でも報じているように、ラオスでは世界銀行などの支援をうけて豊富な水資源を元とした水力発電の開発が進んでいる。また原子力発電の導入も進めており、アセアンの他国と比べた場合に将来的には電力が豊富となる見込みである。そのため、将来的には燃料自動車よりも電気自動車が普及する下地があるとみられている。
三菱自動車は、昨年の2013年12月にKLM Import-Export Sole Co., LTDとラオス市場で流通される全ての三菱自動車をKLM社を通じて販売する契約を締結し販売体制を整えていた。この契約により販売体制が整ったため、現時点では販売促進・ブランドを浸透させる段階にきている。