JBICがラオスに進出する日系コンクリート製造・販売企業に融資

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日本政府が出資している政策金融機関であるJBIC(株式会社国際協力銀行)は、株式会社三幸工務店のラオス法人「SANKO LAO Co., Ltd(SALC)」に対して、株式会社中国銀行との協調融資を実施する事を発表した。

株式会社三幸工務店は、岡山県を地盤として1974年に創業された土木・建設事業を手掛ける中小企業である。土木事業ではダム・下水・トンネル・橋梁工事等を行い、建設事業では岡山県内の公共施設・工場や首都圏の住宅・商業施設等の建設を行っている。この三幸では、ラオスでコンクリート製品の普及を行うために、2016年に取引先の技術協力のもとで現地法人を設立した。ラオスでは、今後は道路等のインフラ整備が進むと見込まれているため、三幸はラオス現地法人を通じて良質なコンクリート製品の普及を企図している。

JBICでは、この三幸の海外事業展開が日本産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものと判断した事から、中国銀行との協調融資を実施する事を決定した。JBIC分としては、1,500千米ドルを限度とする貸付契約となる。

JBICは、今後も日本の公的金融機関としてラオス等の成長市場において様々な金融手法を活用して、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である事を表明している。

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