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インドネシア国会は、子供相手の性犯罪者に対しては最高で死刑とし禁固10年以上の実刑と化学的な去勢を行う事を可能とする法案を賛成多数で可決した。
インドネシアでは今年の4月初旬に西部のスマトラ島において、14歳の少女が14人の少年などに集団レイプされたうえで殺害されるという事件が発生していた。この事件の加害者達は最高で10年程度の実刑を言い渡されていたが、レイプしただけでなく殺害したにも関わらずに刑が軽いとして、インドネシア全土から厳罰化を求める声が多数挙がっていた。これらの声を受けてインドネシアのジョコ大統領は、子供を対象とした性犯者に対しては、死刑を適用し化学的な方法による去勢を可能とする大統領令を発令していた。
この大統領令の発令を受けてインドネシア国会は、子供相手の性犯罪者に対して厳罰化を行う法案の審議を行っていたが、この法案を賛成多数で可決する事となった。可決された事により、今後新たに発生した子供相手の性犯罪者には、この厳罰化された法案が適用される事となった。犯罪者は、10年から20年の禁固刑が科せられ、化学的に去勢されたのちにマイクロチップなどが埋め込まれ、監視されることとなる。
インドネシアの現地メディアからは、この法案可決を評価する声が多く上がっているが、インドネシア医師会からは去勢を実行する事に対して抗議する声明が発表されている。医師会は、化学・薬物的な去勢はレイプを抑止するためには有効でないとして、去勢を行う事は拒否すると発表している。
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