インドネシアのソロで自爆テロが発生

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インドネシアのジャワ島の中心部に位置するソロで自爆テロが発生し犯人の男が死亡し警察官1名も負傷した事をインドネシア国家テロ対策庁とインドネシア国家警察は発表した。

国家テロ対策庁の発表によると、5日の午前7時頃に男がバイクで市警本部の敷地内に侵入し、本部の建物内に侵入しようとしていたところを警察官に呼び止められたため、男は自爆した。この男はイスラム過激派メンバーであるヌル・ロマン容疑者であり、今年の1月に首都ジャカルタで発生し市民4人が死亡し20人以上が重軽傷を負った爆弾テロにも関わっていた疑いがある人物である。また、イスラム国(ISIL)と何かしらの接点があったとみており、詳細に関しては今後の調査で明らかにするとしている。

インドネシアのジョコ大統領は「暴力的なテロを容認する事は出来ない。テロに屈してはいけない。」と国民に呼びかけている。インドネシアの国民の約9割がイスラム教徒であるが、イスラム教団体の多数が今回のテロを非難し、テロはイスラム教の教えと反している行為である事を述べている。

自爆テロが発生したソロでは、ソロ伝統文化を紹介する「ソロ・バティック・カーニバル2016」が7月22日から24日の日程で開催する予定であった。この事件を受けてカーニバルは厳戒態勢で実施されるとみられている。

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