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日本の国土交通省は、インドネシアにおける効率的な海上物流ネットワークを構築する事に向けて、インドネシアの現地において実証事業を3月10日から17日の日程で実施することを発表した。
国土交通省では、日本が培ってきた高品質な物流システムを海外展開するために、官民一体となり戦略的にアジア展開を図ることを目的とした「物流パイロット事業」を実施している。インドネシアでは、日本以上の島を抱える世界最大の島嶼国であり、インドネシアが今後も経済発展を継続させるためには、海上物流を改善させることが必須となっていることからも、このインドネシアにおいて効率的な海上物流網の構築することを目的とした実証事業が実施されることとなった。
今回実施されるトライアル輸送は3月10日から3月17日の日程で実施される。ジャカルタにおいて貨物の積み込みを行い出発し、カリマンタン島内で陸送にて納品する海陸一貫輸送を行う。
国土交通省物流審議官部門では、このトライアル輸送の結果を精査し、今後もインドネシアにおける海上物流の現状及び需要・市場を把握するとともに、オペレーション上や制度上の課題等を検証していく方針であることを表明している。