三菱商事はインドネシアの分譲住宅開発事業へ参画

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画像提供:三菱商事(完成イメージ)
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三菱商事株式会社は、インドネシアの大手財閥リッポグループが推進する大規模開発事業「オレンジ・カウンティプロジェクト(OCプロジェクト)」内の分譲住宅開発に参画することを10月28日に発表した。この参画を切っ掛けとして、両社はインドネシアにおける不動産開発の協力を実施していく。

三菱商事が参画するOCプロジェクトとは、財閥のリッポグループがジャカルタ東部チカラン地区において、1980年代後半から開発を進めている大規模タウンシップである。このプロジェクトはオフィス・商業施設・住宅・病院・学校などの基本都市機能を充実させ、居住人口7.2万人、昼間人口15万人が集う都市を新たに創造する予定である。
三菱商事はリッポ社と合弁会社を設立し、OCプロジェクト第1期開発(敷地面積:13.5ha、用途:分譲住宅12棟、商業、オフィス、病院等)に於ける分譲住宅2棟に参画する。出資比率は三菱商事が49%、リッポグループが51%とする予定であり、総事業費は約90億円となる見込みである。

三菱商事は、リッポグループのインドネシア国内での豊富な不動産事業の実績と、三菱商事が世界各国で行う不動産関連事業のノウハウ及び日本の高い技術・商品企画力を活かし、インドネシアマーケットにおいて、高付加価値の不動産開発、関連サービスを提供して行く方針であることを表明している。

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