防衛省はインドネシアと共催でASEANらと海洋防衛の協議

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画像提供:防衛省・自衛隊
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日本の防衛省・自衛隊は、インドネシア国防省との共催により「海洋協力及び連結性会議」をインドネシア・ジャカルタにて12月2日から5日まで開催したことを発表した。

この会議は、ASEAN国防相会議(ADMM)において、ASEANの防衛当局としても「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」を実施していくことが決定されたことを受け、その一環として初めて開催されたものとなる。

会議に参加したのは、拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)参加国、東ティモール、太平洋島嶼国、インド太平洋地域に関するビジョン等を有する欧米諸国や機関となり、ホスト国のインドネシアからはドニー・エルマワン国防副大臣が基調講演を実施し、共同議長としてインドネシア国防省防衛戦略総局長の少将、日本の防衛省から防衛政策局次長が参加した。

会議では、共通の課題として違法・無報告・無規制(IUU)漁業や気候変動や国境を越える課題や安全なシーレーンの重要性、海洋における緊張の高まりについて認識を共有した。また、これらの課題に対処するために、相互理解、知見及び情報共有を通じた情勢認識の向上、各国の能力を踏まえた相互尊重に基づく協力、共同訓練や能力構築など既存の協力枠組みを活用した効果的・効率的な協力などについて意見交換を実施した。

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