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株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日本のイワサ株式会社のインドネシアにおける事業展開を支援するため、民間金融機関融資に対する保証を実施することを発表した。
イワサ株式会社は、1961年に大阪府で設立された磨棒鋼の加工・販売事業を営む中小企業で、自動車向けの磨棒鋼を主力としており、2017年にインドネシアに「PT. IWASA AUTOPARTS NUSANTARA(IAN)」を設立し、現地に進出する日系企業を対象に磨棒鋼の加工・販売を行っていた。このイワサでは、インドネシアの経済成長等を背景に、磨棒鋼の需要は持続することが見込まれるところ、IANを通じた海外生産の維持・拡大を目指していた。
そのため、JBICはイワサの海外事業展開を支援するため、IANに対する融資を行う株式会社池田泉州銀行との間で、同融資を対象とする保証契約(保証対象元本:50百万円)を締結した。この支援は、IANがインドネシアの西ジャワ州において実施する、磨棒鋼の加工・販売事業に必要な資金を、池田泉州銀行からのクロスボーダーローンにより借り入れることを保証により支援するものとなる。