国際協力銀は豊田通商出資のインドネシア法人に融資、自動車認証試験場整備

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日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、豊田通商株式会社などが出資するインドネシア法人IIAPGとの間で、融資金額882,000百万インドネシア・ルピアを限度とする貸付契約を締結したことを発表した。

今回実施される融資は、インドネシア運輸省からの委託を受けて、IIAPGがインドネシア西ジャワ州ブカシ県において自動車認証試験場の整備・保守事業を実施するために必要な資金を融資するものとなる。ASEAN加盟国は、2021年1月に自動車及び自動車部品のASEAN相互認証制度の導入に合意しており、本試験場はこうした域内相互承認協定を受け、国連基準に適合した試験場となる。

インドネシアで生産される自動車は、本試験場の整備によりASEAN域内への輸出が円滑化され、同国の自動車産業の活性化につながることが期待される。そのため、今回実施される融資は、インドネシアへ進出している日本の自動車メーカーのビジネス環境の向上に寄与し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものとなる。

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