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岸田文雄内閣総理大臣は、ジョコ・ウィドド大統領と日・インドネシア首脳会談を実施した。
岸田総理大臣は、4月29日から5月6日の予定で東南アジアと欧州に訪問している。29日に東京を出発した岸田総理は、同日中にインドネシアに到着し、ジョコ・ウィドド大統領と首脳会談を実施した。
首脳会談では、ジョコ大統領からは、地域の平和と安定の実現に向けて日本は強力なパートナーであり、貿易、投資、インフラ、海洋、水産など様々な分野において両国の協力案件を着実に進展させたい旨が述べられた。また、自動車やエネルギーなど様々な分野で日本の更なる投資を期待する旨も述べられた。
岸田総理からは、昨年12月のパティンバン港の自動車ターミナルの開業を歓迎するとともに同港拡張のための追加的な円借款の供与が決定しており、都市高速鉄道・スマートシティ・離島開発などの分野において引き続き協力したく、スールー・セレベス海を含めたインドネシアを取り巻く域の平和と安定の確保のために海上保安能力の向上を一層支援したく巡視船供与に向けた調査を開始予定である旨が述べられた。