三菱商事等がインドネシアのクリーン燃料アンモニア生産を共同調査

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画像提供:三菱商事
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独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三菱商事株式会社は、インドネシアにおけるクリーン燃料アンモニア生産のためのCCS共同調査の覚書を締結したことを発表した。

三菱商事らの見解によると、アンモニアは、肥料/プラスチック/化学品の原料として世界中で使用されている。近年では、燃焼時に二酸化炭素を排出しないこと、既存インフラによる輸送手段が確立されていること、水素含有量が高いことなどから、次世代のクリーンエネルギー源としての期待が高まっているとしている。そのため、インドネシアの国立大学のバンドン工科大学およびパンチャ・アマラ・ウタマ社との間で、インドネシアの中央スラウェシ州におけるクリーン燃料アンモニア生産の為の二酸化炭素地下貯留(CCS)及び二酸化炭素の利用に関する共同調査を実施することに合意した。

JOGMECと三菱商事は、今後は覚書に基づき、中央スラウェシ州ルウクのPAU社保有のアンモニア生産拠点、また三菱商事が最大株主となるドンギ・スノロLNGプラント近傍において、CCS実施可能性調査を共同で実施する。JOGMECは石油ガス開発で培った地下評価技術と施設技術を活用し、同調査の効果的な実施に貢献していく。

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