水産庁は退役した漁業取締船をインドネシア海洋水産省に贈与

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画像提供:水産庁
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日本の農林水産省の外局である水産庁の国際課海外漁業協力室は、令和2年3月に退役した旧水産庁漁業取締船「白嶺丸」が、インドネシア共和国政府の要請を受けて、インドネシア海洋水産省に贈与されることを発表した。

日本政府は、令和2年2月に「漁業取締船の贈与に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の書簡」の交換を実施していた。今回は、この書簡を受けて、水産庁とインドネシア海洋水産省海洋・漁業資源監視総局との間でその詳細について合意したことから、令和2年3月に退役した旧水産庁漁業取締船「白嶺丸」を贈与することとなった。

水産庁としては、今までもインドネシアの漁業取締能力向上のための技術協力などを実施してきていた。なお、水産庁で保有していた漁業取締船を外国政府へ贈与することは、今回が初めてとなる。旧「白嶺丸」は、日本国内の造船所にて所要の整備が行われた後、インドネシアに向けて回航されることとなる。

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