海自の護衛艦をインドネシアに輸出へ、計画は調整中

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画像提供:防衛省・自衛隊
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岸防衛大臣は、日本政府にはインドネシアに海上自衛隊の護衛艦を輸出する計画があるという報道に関して、相手国との関係があるためにコメントは差し控えると述べ、明確に否定することはなかった。

11月4日に実施された防衛大臣記者会見の際に、記者から「一部報道で、海上自衛隊の護衛艦をインドネシアに輸出する計画が進んでいるという報道がありまして、事実関係を教えて下さい」との質問が行われた。

この質問に対して岸防衛大臣は「先般の防衛大臣会合(日インドネシア防衛相テレビ会談)においてもですね、様々な防衛協力についても、先方と話をしたところでございます。インドネシアは、基本的価値を共有する戦力的なパートナーであるという立場によって、地域の防衛協力や交流というものは、地域の平和と安定の確保に重要であると、このように考えております。法の下で、先ほど申しました防衛装備の技術協力に関する協議をすることについても、意見交換を行ったところでありますが、具体的にどの装備品を協力していくかということについては、検討しているかということについては、相手国との関係もあります。まだ、決まった話ではないんですけれども、相手国との関係もありますので、コメントを差し控えさせていただきたいと思います」との旨の見解を示した。

その後に記者から「日本側としては、できれば護衛艦なんかも輸出も前に進められればというお気持ちはあるのでしょうか」との質問が行われた。

この質問に対して岸防衛大臣は「それも含めて、コメントを差し控えたいと思いますけれども、いずれにしても、インドネシアとはですね、先ほども言ったように関係であることから、防衛協力というものを、これからも推進していきたいと考えております」との旨の見解を示した。

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