インドネシアで日本人への嫌がらせ対応の相談窓口設置、新型コロナ

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在インドネシア日本大使館は、ダイヤモンドプリンセス号のインドネシア人乗員の6名が入院後に退院しており、新型コロナウイルスに関連してインドネシア国内で日本人に対する悪質な嫌がらせなどが行われているため相談窓口を設置したことを発表した。

新型コロナウイルスの集団感染が発生していたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」にはインドネシア人乗員78名が乗船しており、このうち9名から陽性反応が確認されたために日本の病院に入院していた。このうち6名が快復して退院しており、残る3名についても適切な治療が行われている。

また、インドネシア国内では、国内で初めて確認された感染者は日本人から感染したという発表が行われたことに伴い、ウイルスをインドネシアに持ち込んだのは日本人だとして、日本人は感染源と危険視して入店や乗車を拒否する事例が出ている。なお、日本人から感染したという科学的な根拠は示されていない。そのため在インドネシア日本大使館は、新型コロナウイルスがインドネシア国内で確認されたことに伴う日本人に対する悪質な嫌がらせなどの行為についての在留邦人のための相談窓口を設置した。なお、インドネシア政府の発表によると、国内の新型コロナウイルス感染者は新たに2人増えて、合計で6人となった。

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