商工中金は南都銀行と協調し汎建製作所のインドネシア展開を支援

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日本の政策金融機関の一つである株式会社商工組合中央金庫(商工中金)の船場支店は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行である南都銀行と協調して、株式会社汎建製作所のインドネシア展開を支援するため、汎建製作所の現地法人「PT.HANKEN INDONESIA」に対して融資を実施することを決定した。

汎建製作所は、建設・農業・特殊機械の燃料用タンクやマフラなどの製造業者であり、設計から製造まで一貫して自社工場で手掛けており、全国でも有数の規模を誇り、大手メーカーから高い評価を得ている。また、1995年にはインドネシアに進出するなど、早くから積極的に海外展開を行ってきた。

この汎建製作所では、拡大する海外需要の取り込みを図るため、インドネシア現地法人での生産拡大を計画した。商工中金では、この計画に対して、綿密な事業性評価などを行った結果、南都銀行と協調して現地での事業拡大やグループ間借入の整理等に必要な資金450万USドルを融資することを決定した。この融資により、現地法人は一層機動的で、自律した事業運営が可能となる。

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