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日本の外務省は、訪日中のカンボジアのチアン・バンナリット戦略研究所理事長が小田原外務大臣政務官へ表敬訪問した事を発表した。
表敬訪問を受けた小田原外務大臣政務官はバンナリット理事長に対して、カンボジアは日本が国連PKOへの初の本格的な要員派遣を行った国であり、日本の積極的平和主義の原点の国であるという旨が述べられた。また、このカンボジアが今では国連PKOへの要員派遣などにより国際社会の平和に貢献していることは素晴らしい事であると述べた。
バンナリット理事長からは、日本へ招待して貰った事への感謝の意が述べられた。また、理事長自身が日本の文部科学省からの奨学金を受けて日本の大学で学んだ経験があるため、この経験を受けた恩を忘れずに、日本とカンボジアの橋渡し役としての役割を続けていきたい旨が述べられた。
両者はカンボジアで予定されている次回の選挙に関しても話し合い、小田原外務大臣政務官はカンボジアの民主的発展を支援するために日本政府は選挙改革支援を継続していく旨を述べ、バンナリット理事長は日本政府からの選挙改革支援に感謝の意が述べられた。